苦手な相手といると、しゃべることがない。
苦手な相手といると、一緒にいるだけでどっと疲れる。
苦手な相手といると、いつも緊張している。
苦手な相手といると、当然ながらいつものような実力を発揮することができない。
苦手な相手といると、そもそも自分に実力が本当にあったのかどうかさえ不安になってくる。
苦手な相手といると、そんなつまらんことを考えている自分自身が薄っぺらく感じられて辛い。
苦手な相手といると、しゃべることがない。
苦手な相手がいると、沈黙が耐えられないので何か適当にこちから話しかけてしまったりする。
苦手な相手といると、うわ~やっぱり趣味や好みがあまりにも違う!っていうか会話途中で切られた~とガッカリする。
苦手な相手といると、うっかりしゃべりかけてしまったことを後悔する。
苦手な相手といると、しゃべることがない。
苦手な相手といると、自分の弱点や短所がはっきりわかる。
苦手な相手といると、こちらの自信がなくなる。
苦手な相手といると、そもそも自分にとって苦手じゃない人なんかいたっけとすら思う。
苦手な相手といると、だから人なんて苦手だ、一人のほうがずっと楽だとそのたびに思う。
苦手な相手といると、こんなに無理して誰かと一緒にいないといけないとかおかしいと感じる。
苦手な相手といると、こうやって毎日が過ぎていくこと自体がダルいと感じる。
苦手な相手といると、どこかへ行ってしまいたくなる。
苦手な相手といると、そんなネガティブな気持ちになる自分がイヤになる。
苦手な相手といると、このままじゃずっとイヤな気持ちのままだと思う。
苦手な相手といると、きっと相手も同じように自分のことを苦手だと感じている。
苦手な相手といると、それを乗り越えるには自分から変わるしかないと気づく。
苦手な相手といると、自分自身が変わることができるチャンスがすぐそばにあるんだと思える。
苦手な相手といると、自分が先に変わることできっと相手も変わるかもと、思えてくる。
苦手な相手といると、新たな可能性を見つけることができるのだ、だから今ぼくらはそれなりに話も通じて、全然お互いに苦手でもない4人でブログのコラボレーションをしているけれども、それだけじゃつまらない、そろそろお互いにおかしなところを突っ込みあったり、指摘しあったり、相手よりも面白いエントリを書こうと競い合ったり、そんなちょっとギスギスした感じで書いていくのも楽しいのじゃないかと、そう思いはじめてきた。
苦手な相手といると、自分ひとりでは見つけられない面白い発見がある。
苦手な相手といると、その人を乗り越えようと思ったときに信じられないパワーが生まれることがある。
そして苦手な相手といると、だけどやっぱり一人の時間ってすばらしいなあと改めて気づくことだってできるのだ(結局一人かよ)。
著者プロフィール
中年にビミョーにさしかかり、色々と人生に迷っていた頃に、はてなブログ「犬だって言いたいことがあるのだ。」を書きはじめる。言いたいことをあれこれ書いていくことで、新しい発見や素敵な出会いがあり、自分の進むべき道が見えるようになってきた。コーヒーをよく、こぼす。